ドイツ駐在妻が語る

【保存版】ドイツ在住者向け日本食材の代用食品一覧

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こんにちは。ジャーマン次郎です。

皆さん、ドイツ生活してますか?日本の味が恋しくなってきませんか?
アジアスーパー、日本スーパーに行けば、日本の食材は売ってはいるもののやたら高い。なので全部を全部買うわけにもいかない。

そこで今回は、ドイツスーパーで買える日本食材の代用品になり得るものを一覧にしてまとめました。日本スーパーで日本食材を買うよりは数段格安で、でも味もそこそこというものを集めています。

日本食材 → ドイツ食材 への代用一覧

お米 → ミルヒライス (Milchreis)

ドイツでもお米を食べる文化がありますが、デザートとしてであり、牛乳、砂糖、バニラエッセンスなどと一緒に煮立てて甘くして食べます。

このデザートに使われるミルヒライスですが、通常のお米のように炊くことも可能です。日本米と比べると、さすがに味は数段落ちますが、500gで3ユーロくらいなので、代用品としての価値は高い
普通の米とミルヒライスを2:1くらいにして混ぜて炊いてかさ増ししたり、チャーハンのように味の誤魔化しがやりやすい料理には向いています

大根 → コールラビ (Kohlrabi)

おでん・味噌汁・煮物にもよし、サラダにしてもよし。大根の味・食感ほとんど一緒で代用品としては完璧。筋ばっていない所はむしろ大根の上位互換まであり得る。見た目はぜんぜん違うのに。1個1ユーロ前後
おでんでは煮崩れしてしまいがち。カブの代用品としてもいけそう。

しいたけ・しめじ → マッシュルーム (Champignon)

しめじは味特化型、しいたけは香りと出汁感特化型、マッシュルームはそれらをすべてマイルドにさせた立ち位置。味も香りも全面に出すぎないバランス型きのこ。
しめじ代わりに味噌汁に入れてもGood、しいたけ代わりに玉子スープにいれてもGood。炊き込みご飯の具としていれてもOK。250gで2ユーロいかないくらい

春菊 → ルッコラ (Rucola)

春菊独特の苦みはないけれど、それに似た風味と食感が味わえる。
加熱によって香りが弱まったり、しなしなになってしまったりしてしまうので、仕上げに加えるのがおすすめ。

片栗粉 → じゃがいも粉 (Kartoffel-mehl)

片栗粉も現在は馬鈴薯のデンプンで作られているようなので、成分は一緒です。代用品というよりかは、ドイツでも売られているという方が正しい。とろみをつけたり、揚げ衣として利用可能。
こちらではクヌーデルやグルテンフリーのクッキー向けに使われる事が多い。

料理酒 → 白ワイン辛口 (Weißwein)

白ワインにも料理酒同様「アルコール+酸味+香り」で素材の臭みを消す役割がありますので、代用品として使用可能です。色々な種類がありますし、値段も様々。安いものは1本750mlで3ユーロくらいからあります。色々試してみるのも楽しいかも。分量は料理酒と同じように入れればOK。アルコール度数が料理酒と比べてやや高いので、アルコールをちゃんと飛ばしましょう。

中華麺 → パスタ+重曹(Natron)

パスタに重曹を入れると中華麺っぽくなる、というのは既にかなり有名なライフハックかと思います。
パスタはどこにでも売っていますし、重曹はドイツでも入手することが出来ますので、中華麺も作成可能。有名な重曹はKaiser-Natron

みりん → アガベシロップ (Agave Sirup)

料理に甘みと照りを出したい場合は、みりんの代わりにアガベシロップが使えます。糖分が強めなので、焦げやすい。火加減に注意してください。
アガベシロップとは、メキシコ原産のリュウゼツラン(アガベ)の茎から抽出される天然の甘味料です。特徴は、クセのない穏やかな甘みと、砂糖の約1.3倍の甘さがある一方で砂糖の約75%のカロリーであることです。
こちらは似ている似ていないに関して賛否両論あり。

胡麻ダレ → タヒニ (Tahini)

タヒニは生の白ゴマをすり潰してペースト状にした中東の伝統的な調味料です。中東料理や地中海料理ではドレッシングやディップで使用されているので、胡麻ダレにも使えます。
「砂糖+醤油+酢」で簡単胡麻ダレが作成可能。

天かす → オニオンチップス (Röstzwiebeln)

通常ではホットドッグなどに使われるオニオンチップスですが、サクサクした食感と香ばしさで天かすのそれに近い。オニオン感は拭えませんが、代用としては十分でしょう。
焼きそば・うどんなどにおすすめ。

ねぎとろ → 豚生ひき肉 (Mett)

ドイツでは、生で食べられる豚ひき肉 (Mett) が売られています。衛生管理には特別な注意が払われおり、生の豚肉は製造から販売まで厳しい条件を満たす必要があります。例えば、ミンチの温度は2度未満に保たれ、製造された当日にのみ販売されるなどです。
このMettですが、食感がねぎとろに似ていなくもない。本来、固いパンにMettを塗り、コショウと玉ねぎスライスで食べるのが一般的ですが、白ご飯にわさび醤油をかけたらネギトロ丼っぽくなります。
こちらは賛否両論あり。

わらび餅 → オオバコ (Flohsamenschalen)

わらび粉とは成分も食感も違うけれど、ぷるぷる寒天+もちもちゼリー的な感じになる模様。
水150mlに小さじ1のオオバコを加え、軽く加熱するといい感じに。

白玉粉 → 白玉粉 (Klebreismehl)

白玉粉はドイツのアジア系スーパーに売っています。こちらでお団子や大福を作れます。ドイツ名称はKlebreismehl。代用ではない。

あんこ → デーツ (Datteln)

デーツはナツメヤシの実。スペイン系のレストランに行くと、デーツをベーコンで包んだPinchos de dátil (ピンチョス・デ・ダティル)という料理を見ることが出来ます。このデーツ、甘じょっぱい食品です。こちらを潰して伸ばすとあんこっぽくなります。
この代用を試してみるには、まずはピンチョス・デ・ダティルを食べてデーツの味を確認してからトライしてみたほうがいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
有用な代用品から、ちょっとマユツバな代用品まであったかもしれません。たまの贅沢で日本食材を買うのはいいかもしれませんが、定期的に買うにしてはちょっとお高い。。。
そんな時に本リストを参考にしていただいて、少しでも日本料理に手を出しやすい状態になればと思います。

それではまた。

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