Beer

【ドイツビール 4選】スーパーで買えるHertlのビール紹介

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こんにちは。ジャーマン次郎です。

今回はHertlというビールメーカーの4種類を紹介していきたいと思います。

以下の画像がHertlから販売されているビールのラベルなのですが、いずれも人物が描かれています。どうやら設立者のご親族の方のようで、それぞれのビールに対しての想いを描かれている方に伝えているみたいです。

どのビールも500mlサイズとちょっと大きめなのが特徴です

Hertlはどんなメーカー?

Hertlはドイツ中南部フランケン地方に位置する『フランケン地方で最も小さい醸造所』と言われている家族経営の醸造所です。
各ビールのパッケージが家族の似顔絵であったりと、家族への愛情が強く伝わってきます。現地の醸造所では、ビールはもちろんのこと、フランケンの伝統料理も食べることが出来ます。骨付きのSchäuferla ( ショイフェラ)と呼ばれるポークの肩肉のローストや白ソーセージなどが有名です。

醸造所はThüngfeld 61, 96132 Schlüsselfeldですから、機会があれば、是非足を運んでみてください。

Hertlから販売されているビール4選

Opa’s Liebling (ケラービール)

ケラービールとは、「地下のビール」を意味します。伝統的なドイツのビールのスタイルで、その名前が示す通り、地下の貯蔵所(ケラー、または地下室)で熟成されたビールを指します。ケラービールは通常、トラディショナルな醸造方法を使用しており、非常に自然なビールとされています。

Hertlのケラービールは、Opa’s Lieblingという名前で販売されており、その意味は『おじいちゃんのお気に入り』です。Hertlの最初のビールのようです。

色はダークブラウンで泡立ち少なめ。透き通りなし。
匂いは少なくホップの香りが微小に感じる。
味は見た目と反して、クセはなく、かなりあっさりとした飲み心地をしている。後味にやや苦味が残る感じ。フルーティさは感じられない。
アルコール分4.8%

HPによる商品情報

”おじいちゃんのお気に入りは、フランツおじいちゃんと同じように、自分の醸造所の設立当初から私に同行してくれました。
フランケン地方で最も小さな醸造所を設立する前は、家族や友人のために自宅で醸造していました。フランケン地方出身の私にとって、最初のリリースで疑問に思ったのは 1 つだけでした。それはセラーのビールです。そして、ただのビールではなく、最高のセラービールです。私は見事に目標を達成し、特にセラーのビールでおじいちゃんを驚かせました。彼は非常に熱心だったので、継続的な供給を要求し、この狂気の小さな醸造所にスタートの合図を送りました。
フランツおじいちゃんに乾杯、そしておじいちゃんのお気に入り、見事な琥珀色のフランケン地方のセラービールに乾杯。雪のように白い王冠が穏やかに曇ったボディの上に鎮座し、キャラメルとオーブンで焼きたてのパンの皮の香りとともに最初の一口を飲みたくなる誘惑に駆られます。これにより、フランツおじいちゃんだけでなく、ソフトなモルト、フローラルなホップ、上質なフルーティーさと美しい苦味の飲みやすい組成が明らかになりました。”
<https://www.braumanufaktur-hertl.de/opa-s-liebling-0.5l>

重さ:
酸味:
苦味:
甘み:☆☆
香り:☆☆

オススメ度は3点/5点

Mutti’s Sonnenschein (ヘレス)

続きまして2本目はヘレスビールのMutti’s Sonnenscheinです。意味は『ママの太陽』のようです。フランケン地方の気候と、お母様の性格とが合わさったような、そんなヘレスビールのようです。

色は黄金色で透き通っています。泡立ちは普通。
香りは少ない。ホップの香りがやや強め。ヘレスの割にホップの香りが強く、フルーティさはあまりない
後味はスッキリして、強めの苦味があるがさっと引いていく感じ
アルコール度数は4.9%

HPによる商品情報

”母ヴローニなしではここでは何も成り立ちません。彼女は私の小さな醸造所の中心であり、私と私の従業員を心と魂を込めて気遣っています。ママ・ヴローニはストーブの後ろに立って、みんなのために料理をします。私の母はいつもご機嫌で、醸造所でやるべきことがたくさんあるときは時々参加します。彼女はボトルにラベルを貼り、庭を走り回り、人手が必要なところはどこでも手伝います。そして彼女はいつも笑顔を浮かべています。 私の母は本当に最高です!
だからこそ私は彼女にビールを捧げたのだ。Mutti’s Sonnenschein は古典的なライトビールで、仕事で長い一日を過ごした後に最適な仕事後のビールです。この飲みやすいビールはアルコール度数が 4.9% と低く、透明な金色のグラスに注がれます。ライトなモルト、焼きたての石窯パン、スパイシーな酵母、柑橘系の新鮮なホップの有望な香りが鼻を満たし、最初の一口を飲みたくなるような香りです。これにより、甘いモルトとピリッとしたホップの巧みなバランスを持つスパイシーなボディが明らかになります。”
<https://www.braumanufaktur-hertl.de/mutti-s-sonnenschein-0-5l>

重さ:
酸味:
苦味:
甘み:☆☆
香り:☆☆

オススメ度は3.5点/5点

Papa’s Weißheit (白ビール)

続いて3本目。白ビールのPapa’s Weißheitです。『パパの白ビール』です。
白ビールは初登場ですね。ベルギーとオランダを中心に起源を持つビールスタイルで、特有の特徴があります。

一般的な白ビールの特徴は以下の通り:
色と濁り: 白ビールは一般的に淡い黄色から淡い金色をしており、濁りがあります。濁りは麦芽と小麦のために発生し、ビールの透明度が低いことが特徴です。
風味と香り: 白ビールは爽やかな風味と香りを持ち、柑橘類の香り、スパイス(コリアンダーとカミユ)の風味が感じられます。これにより、フルーティでスパイシーなプロフィールを持っています。
口当たり: 白ビールは軽快な口当たりを持ち、飲みやすいとされています。アルコール度数は通常4%から5.5%の範囲にあります。
ホップの苦味: 一般的に、白ビールはホップの苦味が非常に控えめで、ホップの香りはほとんど感じられません。
炭酸度: 白ビールはしばしば高い炭酸度を持ち、爽快感があります。
ガーニッシュ: オレンジのスライスやレモンの皮、コリアンダーの実などが、白ビールにガーニッシュとして使われることがあります。
発酵: 白ビールは一般的に上面発酵酵母を使用し、瓶内発酵によって独自の風味と炭酸ガスを生み出します。
サーブ: 白ビールは通常、特定の種類のグラスに注がれ、フルーティな香りを引き立てるためにオレンジやレモンのスライスが添えられることがあります。

白ビールは夏に特に人気があり、暑い日に爽やかなビールとして楽しまれます。その風味と飲みやすさから、多くの人にとって魅力的な選択肢となっています。ホワイトエールやベルギーホワイトエールとも呼ばれます。

Hertlの白ビールの感想です。

色は黄金色で濁っている。泡立ちは強い。
香りはほぼなし
飲み心地スッキリ。全体的にあっさりとしている。
麦の風味がやや強い
アルコール度数は
5.1%

HPによる商品情報

“私の父ベルントは、数え切れないほどの月に渡って月間最優秀従業員であるだけでなく、私にとって素晴らしいロールモデルでもあります。本当は私も彼のようなワインメーカーになるはずだったのですが、いつもブドウよりホップに心がときめいていました。パパ・ベルントは私に自分の足跡を継ぐよう強制するのではなく、私自身の夢の実現を積極的にサポートし、醸造所の設立初日から関わってくれました。
農場のどこかでいつも見かける彼の姿は、たとえワインが本職であっても、足を止めることなく醸造に心血を注いでいます。そこで、父に敬意を表してビールを造る時期が来たのです。
パパの白さは2019年8月に生まれ、それ以来欠かせないものになっています。おいしいヘーフェヴァイツェンは、バナナ、クローブ、酵母の古典的な香りパレットに上質なスパイスと天国のようなクリーミーな口当たりを組み合わせたもので、完璧な小麦であり、父ベルントにふさわしいビールです。”
<https://www.braumanufaktur-hertl.de/papa-s-weissheit>

重さ:☆☆
酸味:☆☆
苦味:
甘み:★★
香り:☆☆☆☆

オススメ度は3.5点/5点

Oma’s Betthupferl (ストロング)

最後は、ストロングスタイルのOma’s Betthupferlです。『おばあちゃんの寝る前のご褒美』だそうです。

色はダークブラウンで、泡立ちは少ない。
液体の
粘度が若干高いような気がする。気のせいかもしれないが、そんな感じがする。
味は、
口の中全体に苦味が広がって、液体が絡みついてくる感じ。粘度の高さが由来しているのではないだろうか。
苦味の種類は純粋にホップの苦味。フルーツ系の香りや味はあまり感じられない。
アルコール度数は6.5%

HPによる商品情報

“もちろん、私の家族関連のビールのリストには、エーデルトラウトおばあちゃんのためのビールが欠かせない。父のベルントの知恵、母の明るい気質、そして祖父のフランケン地方のセラービールへの愛を称えた後、私は祖母にボックビールを捧げます。なぜなら、彼女は家族の中で最も強く、祖母との絆を保っているからです。エネルギッシュな性質。
Oma’s Betthupferl は香り豊かな強いビールで、度数 6.5% で、祖母エーデルトラウトのビールのイメージを再現しています。琥珀色のアイベックスが銅色の輝きでグラスに流れ込み、濃密な泡でできたわずかに色がついた王冠が濃い金色の体の上に鎮座しています。香りには、トーストしたパン、甘いキャラメル麦芽、蜂蜜、野生のベリー、柑橘系の新鮮なホップの香りが漂います。味覚テストでは嗅覚の第一印象が確認され、キャラメル化した穀物、ハーブホップ、穏やかにビターなオレンジジャム、甘い酵母プレイトの強いニュアンスが口を撫でます。ボックビールは、ホップのような酸味とドライなハーブの香りで調和して終わります。私の祖母エーデルトラウトと同じくらいパワフルで、面白くて、ボリュームのあるビールです。”
<https://www.braumanufaktur-hertl.de/oma-s-betthupferl>

重さ:★★
酸味:
苦味:★★
甘み:☆☆
香り:☆☆☆

オススメ度は3.5点/5点

最後に

今回、Hertlのビール4本を紹介させていただきましたが、実際どれも風味が控えめに感じました。一番味の強いであろうOma’s Betthupferlでも、香りはあまり感じることが出来ず、エール系にしてはさっぱりしすぎていた印象です。

もしかしたら、常温で飲んだほうが風味が出るタイプなのかもしれません。次回、常温で再チャレンジの必要がありそうです。

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