こんにちは。ジャーマン次郎です。
皆さん、牛タンはお好きでしょうか?
焼き肉で楽しんだり、仙台では厚切りで食べたりするのが一般的です。
ドイツでは、タンは珍味という位置づけで、ドイツ人は積極的に好んで食べるという習慣は無いそうです。
しかし、珍味は珍味。全く食べられることはない、というわけではなく、探してみるとあったりするものです。
今回は、日本人が大好きな(人が多い)牛タンの探し方をお伝えしたいと思います
METROで入手可能!しかし…
ドイツの業務スーパーに「METRO」というものがあります。コストコのように会員登録が必要なのです。METROは、主に飲食業界のプロフェッショナル向けに特化した会員制卸売スーパーで、業務用の大容量商品や珍しい食材が豊富に揃っており、特に冷凍食品や肉類の品揃えが充実しています。コストコとは異なり、プロ向けの商品が多いため、家庭で本格的な料理を楽しみたい方には最適な場所として知られています。
このMETROにも牛タンが売っているのですが、完全に牛から取り出したままの状態でパッケージされています。ですので、下処理が必要になります。洗浄・皮剥ぎ・切り分け等が必要になってきます。
ZWILLINGのナイフ等の切れ味のいいナイフでサクサク切っていかないと、時間はかかるし、切るのが難しくてとっさのケガに繋がる可能性も高くなります。
メリットとしては、自分で好きなサイズに切り分けられるので、ステーキ、煮込み、スライス等、お好みの料理に合わせられることが出来ます。
スーパーのショーケースの所に行こう
もう一つの方法として、REWEなどの一般的なスーパーのショーケースにあります。METROと違い、既にハムの状態にしてくれてあるので、
・下処理の必要がないこと
・焼き肉屋のように薄切りにしてくれる事
がメリット。
ただ、
・売っていない時が結構あること
・自分の好きな大きさには切ってくれない所
がデメリットです。
牛タンハムのブロックが残り少ない時に、残りをまるっと注文して、切ってもらわず持ち帰れば、自分で好きな厚みにカットすることができます。
頼み方
まずはショーケースに牛タンがあるかチェックしてみましょう。あったらラッキー!こんな感じで注文してみましょう。
(こんにちは、どうぞ)
(こんにちは、牛タン100グラムください)
(喜んで。他には?)
(以上です。ありがとう。)
(はい、どうぞ。良い一日を。)
(ありがとう。あなたもね)
商品を受け取ったら、その商品に重さと値段が載っているバーコードが貼付されていますので、そのまま買い物カゴに入れて、レジで精算してもらえばオッケーです。
調理方法
ショーケースで販売されている牛タンは、ハムにされているので、そのまま食べても問題ないようですが、我が家の場合は、なんとなくそのまま食べれるの躊躇していますので、薄切りにしてもらって、軽く炙ってからレモン汁やわさび醤油で食べています。
まとめ
METROで買う時メリット・デメリット
メリット
・まるまる一本で買えるので、自分で好きなサイズにカットできる
・常時売っている
デメリット
・下処理がものすごく大変
スーパーのショーケースで買う時のメリット・デメリット
メリット
・皮剥ぎや下処理をしなくて良い
・スライスしてくれる
デメリット
・店員さんとちょっとしたやりとりが必要
・売っていない場合が多い、売っている量が少ない
・大きいブロックでのカットはできない
今回は、ビールのおつまみシリーズ第一回ということで、ドイツで牛タンを入手する方法を紹介いたしました。
ショーケースの場合は、ドイツ語で頑張らないといけないのですが、牛タン自体はとても美味しいので、是非頑張ってみてほしいです。
ホットプレートでさっと火を通すと美味しく食べられますので、皆様もご賞味ください。