こんにちは。ジャーマン次郎です。
今回はドイツの水事情についてお話させていただきます。
海外に行くと、『水道水は飲んで大丈夫なのか』という疑問が必ず出てきます。特に駐在や長期滞在される方は、日本と同じような感覚で飲んでいいものなのか、必ずミネラルウォーターにしなければいけないのか気にしてしまうでしょう。
本記事では、ドイツでの水事情と、日本の水道水と同じ位の硬度のミネラルウォーターをご紹介いたします。
ドイツの水道水は飲めるのか
結論、飲めます。
ドイツでは水道水の品質が厳しく管理されており、各水道業者は法律に基づいた基準を遵守しています。これにより、供給される水自体は安全とされています。
ただし、ドイツの水道水は「硬水」であり、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいるため、日本の軟水に慣れている人には味の違和感を感じることがあります。また、それらの成分の体内への影響もを考慮して、浄水器を使用したり、ミネラルウォーターを購入したりする人も多いです。
日本の水の硬度と、ドイツの水の硬度
日本の水道水、日本の代表的なミネラルウォーター、ドイツの水道水、ドイツの代表的なミネラルウォーターの硬度は以下の通りです。
日本の水道水 | 全国平均 約48.9 mg/L |
南アルプスの天然水 (サントリー) | 約30 mg/L |
いろはす(コカ・コーラ) | 約27-71.1 mg/L |
おいしい水 天然水 (アサヒ飲料) | 約30mg/L |
ドイツの水道水 | デュッセルドルフで約245 mg/L (ドイツ国内で中間の硬度) |
Gerolsteiner | 約1,312 mg/L |
Vittel | 約300 mg/L~ |
Volvic | 約60 mg/L |
上記リストの通り、日本の飲料水は硬度100mg/L以下なのに対し、ドイツの飲料水は250mg/Lを超えるものがほとんどです。日本の水は軟水、ドイツの水は硬水と呼ばれるだけあり、両者にかなりの違いがあります。
日本の水の硬度を求めるならVolvic!
ドイツのミネラルウォーターで唯一軟水のものがVolvicです。
基本的にどんなスーパーでも売っていますので入手するのは簡単です。
価格は1.5リットル、6本パックで6.9€。セールの時は4.9€くらいまで下がります。約30%OFFなので、タイミングが合えば買い溜めをオススメします。
使用量ですが、我が家は4人家族で、炊飯、味噌汁・スープ、お茶出し等、水を直接飲む形になるものは全てVolvicにしています。その状態で、週に30リットル強になります。
ざっくりですが、我が家では1ヶ月で100€くらい、Volvic代がかかっています(泣
Britaでろ過しても、水の硬度は硬水のまま
ドイツの水道水のフィルターとして有名なのがBritaです。しかし、Britaの主目的は水の硬度を下げるものではなく、不純物のろ過と風味の向上に重きをおいているようで、公式サイトにも水の軟化は謳っていません。
水の軟化に対しては、元々の硬度に左右される為、正確な数値は出されていないのですが、20%程減少したとの結果を報告されている方もいます。
ただ、デュッセルドルフの水道水の数値を例に上げると、20%減少したとしても、198.4mg/Lになるので、まだまだ硬水の領域にいます。
ですので、軟水を求める方にとっては、Britaでは不十分という結論になります。
シャワーの水も硬水だと良くない
水道水は、キッチンだけでなく、バスルームからも出てきます。それらの水も当然硬水です。
硬水でシャワーをした時には、一般的に以下のような症状が出ると言われています。
- ●お肌のカサつき、ひび割れ、肌荒れ
- ●髪のごわつき、傷み
- ●抜け毛への影響
硬水内に含まれる成分が、肌や髪の水分を奪ってしまうので、肌がカサついたり、髪がきしみやすくなります。また、副次的に髪の傷みから抜け毛にも影響が出てくることがあります。
シャワーの水を軟水に近づける方法
ionac(イオナック)のシャワーヘッド を使うことで、硬水を軟水に変化させることができます。Britaのろ過のシステムとは異なり、シャワーヘッド内で微弱な電流を発生させることで硬水の主成分であるカルシウム・マグネシウムの結晶構造自体を変化させ、軟化させています。
私自身、実際に家庭で使っており、普段は髪の毛のごわつきは全く感じていません。
旅行先で感じる髪のごわつきに対して考えると、かなりの効果を実感していると言わざるを得ません。
海外向け送料はかかるものの、海外発送だと免税処理で本体価格が10%お得!日本国内メーカーから直接買うことが出来る安心感。
シャワーヘッド本体は最初の1回で良く、それ以降はカートリッジのみの交換で十分です。
アダプタージョイント付きでシャワーのタイプによらず、取り付けすることが可能。
交換頻度は4ヶ月に1回でOK。数年の滞在でも数本のスペアがあれば事足ります。
まとめ
ドイツは硬水で、日本の倍以上の硬度の水が水道から出てきます。飲食で水道水を使う場合は、Britaでは不十分で、軟水を求めるのであればVolvic一択。
シャワーも当然硬水なので、肌や髪への対策は必須。オススメはionac(イオナック)のシャワーヘッド 。【公式ストア】海外配送 ionac イオナック本体 シャワーヘッド 日本製 軟水化 シャワーヘッド 軟水 硬水 塩素無害化 取り付け簡単 アダプター付属 ペット 犬 プレゼント ギフト 結婚 新生活 価格:13800円 |