こんにちは。ジャーマン次郎です。
皆さんは、オランダの名物をご存知でしょうか?風車とチューリップをすぐに思い浮かべる方が多いと思いますが、牡蠣も有名なのです。
ヨーロッパでの牡蠣の漁獲量は、フランス・アイルランドに続く第3位。しかも、日本と同様生で食す文化がヨーロッパにもあるのです。
そんな中、突然オランダに牡蠣を食べに行きたくなってしまった次郎。思い立ったが吉日。思い付きですが、早速行ってみました。
大満足!!!
でした。
今回は、どこにいったのか、どこが満足だったのか、その点をお伝えしていきたいと思います。
今回の牡蠣レストランの場所
今回はオランダ西部、湾岸に位置したYerseke (イエルセーケ) 市内のOesterijというレストランです。
日本語で、『オランダ 牡蠣 オススメ』とグーグル検索すると、かなりの個人ブログでも本レストランの情報が出てきまして、私も参考にさせていただきました。
ドイツのデュッセルドルフから、2時間半くらいかかります。今回は、牡蠣を食べるためだけに車を走らせましたが、それだけでも納得のいく満足感。
まずは受け付け
受け付け時は3組目でした。「15分程待ってねー」と言われましたが、途中で2組目のお客さんがどこかへ行ってしまったので、正味10分ほどで中に案内してくれました。
店内は、建屋側とテラス側とあって、テラス側は天気が悪いとテントのように覆ってくれますので、天気の悪い日でも広いスペースでくつろげます。
子供向けに、ぬり絵と色鉛筆渡してくれます
ヨーロッパではよくある文化ですが、子供連れだと料理の待ち時間にぬり絵やお絵かき道具を渡しくれたりします。Oesterijでも、子供用にぬり絵を出してくれました。
注文したのは牡蠣・ムール貝・ロブスタースープ
生牡蠣は妻からNGが出たので、ボイルの牡蠣を3種類の味で注文しました。
・オランデーズソース
・グラタン
・アジアンスタイルドレッシング
の3種類です。子供が牡蠣を食べられるか不明なので、ムール貝とロブスタースープも注文。
オススメはアジアンスタイルドレッシングです(写真左奥)。ちょっとピリ辛だけど程よい酸味と牡蠣のクリーミーさが超マッチ!日本人好みの味付け。子供にはちょっと辛いかも。
子供向けにはグラタンがいいと思います(写真右)。トロッカリッのチーズが食欲をそそります。もちろんオランデーズソースも美味しかったです。
ロブスタースープはこんな感じ。ロブスター感は残念ながら薄めでした。
ムール貝はこんな感じ。650g。普通サイズでバケツ山盛りで出してくれます。息子が一人でガツガツ食べてました。
おかわりに牡蠣とロブスター
一通り食べましたが、とても美味しかったのと、まだちょっと食べ足りない感じがあり追加注文しました。せっかくなのでロブスターも行こうという話になり、牡蠣のおかわりとロブスターを注文。ロブスターは100gあたりで値段が決まっていますので、大きさで金額が変わります。注文した後、料理に入る前に「このくらいのサイズでいい?これで450gくらいだよー」と聞いてくれるので、大きすぎる、小さすぎるという問題は発生しなさそうです。安心してください。
大満足の理由はこのロブスターでした。甘み強めで最高でした。爪の所も食べやすくカットされていて、パクっといけます。頭付近にはカニ味噌ならぬ「ロブスター味噌」もあって、濃厚な磯の香りと身の甘みがマッチします。
身をほじる用の棒も出してくれるので、隅々までロブスターを堪能することができますよ。
裏に養殖場、隣に売店
レストランの裏手には牡蠣の養殖場があり、自由に見て回れます。
さらに奥に、牡蠣養殖に関するちょっとしたギャラリー的なエリアもあるので、お腹を満たした後、ぐるっと見て回るのもいいかもしれません。
またレストランの隣には売店もあり、生牡蠣のお持ち帰りも可能です。
ドイツまで持って帰るとなると、ちょっと時間がかかるので、保冷バッグみたいなものがあると安全ですね。
その他のメニューはこちら
娘の右手がカットインしておりますが、御愛嬌。
まずは生牡蠣
生牡蠣は、牡蠣の種類が選べ、それぞれ味も形の金額も異なります。
1個、3個、6個、12個のセットがあり、数が多くなるほどお得になってきます。
- ・ゼーランドクルーズⅢ (オランダ)
- ・サルガドスペシャル (ポルトガル)
- ・アヴォランスペシャルドゥクレール (フランス)
- ・アイリッシュモル (アイルランド)
- ・ゼーランドオエステリスペシャル (オランダ)
- ・ゼーランドフラットインペリアル (オランダ)
また、テイスティングセットもあり、牡蠣とワインのセットになっています。
各牡蠣の見た目は下の感じ。
加熱牡蠣とスープ
加熱してある牡蠣の味は3種類。
- ・グラタン
- ・オランデーズソース
- ・アジアンスタイルドレッシング
スープは牡蠣のスープとロブスターのスープの2種類です。
いずれもパン付きです。
ムール貝とザルガイ
・ムール貝のグラタン
・ザルガイ。小さめのギザギザの貝。
追加オプションで、スイートスパイシー醤油、アジアンスタイルドレッシング、レッドワインビネガー、パンが選べます。
ロブスターと盛り合わせ
カナディアンロブスターと、イースタンシェルデロブスターがありますが、カナディアンロブスターが一般的なロブスター、イースタンシェルデロブスターがイエルセーケ辺りで捕れる希少性の高いロブスターです。
盛り合わせは、ロブスター、牡蠣、エビ、2種類の貝が入っているようです。
ドリンク
ワイン、スパークリングワイン、ビール、ホットドリンク、水があります。
ワインはChou ChouとMarlot以外は白ワインでしょう。
今回は車で日帰りだったため断念しましたが、白ワインは絶対に合います。是非、牡蠣とともにご賞味ください。
まとめ
今回のロブスターは、ヨーロッパに来てから食した海鮮の中のベスト3に入ります。
お会計は200ユーロを超えてしまったわけですが、満足度はかなり高かったです。牡蠣を食べにだけでも、絶対に満足するはずです。
皆様も機会を見つけて是非訪れてみてください。