皆さん、こんにちは。ジャーマン次郎です。
今回はFüchschenのAltビールについてのご紹介です。
Füchschenは、日本人が多く住まわれているデュッセルドルフ発祥の醸造所で、Altビールが有名です。Altビールは今回初めて紹介するビールの種類ですが、デュッセルドルフやケルンを含む、ドイツ西側で発展してきたビールの種類で、赤銅色の濃い色味が特徴的。フルーティな香りと濃厚な麦芽の風味があります。ホップの苦味も感じられますが、製品によってその強さには幅があります。一般的にアルコール度数は4.5%から5%程度です
Füchschenの醸造所情報
Füchschenの醸造所はデュッセルドルフの旧市街アルトシュタットにあります。U-Barnハインリッヒハインアレー駅から徒歩五分。バーレストランが立ち並ぶ通りの一角に位置しています。
昔ながらの醸造所兼レストランという建て構えで、ソーセージ(Wrust)はもちろんのこと、豚生肉のメット(Mett)やシュバイネハクセ(Schweinshaxe)など、伝統的なドイツ料理を味わうことができます。
Füchschen Alt
そんなFüchschenですが、市販の缶ビール、瓶ビールの取り扱いがあります。ドイツ西部のスーパーに買物に行くと、必ずと言っていいほど目にするビールパッケージがあります。それがこちら!
ケモナー大歓喜の、セクシーな女狐のパッケージとなっています。Füchschenのロゴに使用されているキツネをモチーフにしたキャラクターが描かれています。
ホームページにはさらに過激なキツネたちが・・・!!!
Füchschen Alt缶ビールのレビュー
Altビールらしく500mlではなく330ml缶で販売されています。ヴァイツェンビールなどは大きなグラスで提供されるのですが、Altはレストランでも小グラスで提供されます。これはデュッセルドルフ地域の伝統のようで、大量のビールを一気に飲むよりも、一口ずつ味わうことで、より社交的でリラックスした飲酒ペースが促進され、飲み手は会話をしながら飲み物を楽しむことができることが理由のようです。
・泡は注いだ際にはクリーミー感たっぷりに見えるものの、長くは保たず、すぐ消える。
・香り高い。注いだ瞬間にフルーティな香りがふわりと立ち上がる。泡で覆われている時は香りは少なくなるが、泡が消えるとまた香る
・色は薄いダークブラウン(矛盾)。少しだけ濁りがある。
・甘みはほとんどなし。強い苦みと独特の酸味が後味に残る。しっかりとした飲み応えがある。
・レストランで飲むアルトビールと遜色ない。
公式からの情報
・クリアなカッパーレッド。
・軽いキャラメルの香りを持つモルティ。
・焙煎した上質な香り。
・フッヒシェン アルトはスパイシーで酸味があり、エレガントな味わいで、油のように喉を通ります。
・スリム。セクシー。スタイリッシュ。
・完璧なデュッセルドルフ。
・純粋令を厳守し、上面発酵で醸造。
・多種多様なスペシャルティモルト。
・アロマホップ。
・デュッセルドルフの水。
レビューまとめ
重さ:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★★★☆
甘み:★☆☆☆☆
香り:★★★☆☆
オススメ度は4点/5点
まとめ
本日は、デュッセルドルフのFüchschen Altを紹介しました。本サイトの読者様はデュッセルドルフにお住まいの方が多いと思いますので、醸造所にも足を運んでみてください。
FüchschenはAltビールの他にも、Pilsビールとノンアルコールビール、今の時期であればクリスマスビールと呼ばれる、アルコール度数がやや高く、キャラメル・フルーツの香り芳醇な特別なビールもあるようですので、皆様もぜひお試しください。
それではまた、次のビールで。