こんにちは。ジャーマン次郎です。
今回は、夏の風物詩、大人も子どもも楽しめる、移動式遊園地キルメス(Kirmes)の紹介記事です。
中でもデュッセルドルフのライン川沿いで開催されるキルメスは、ドイツの中でもかなり大きい方で、遠方からの来場者も多く訪問されます。
夏のデュッセルドルフキルメスのスケジュール・場所
開催日程は、2025/7/11(金) ～ 7/20 (日) です。
オープン時間は曜日によって異なります。
月曜日～木曜日: 午後2時～午前0時
金曜日: 午後2時～午前2時
土曜日: 午後1時～午前2時
日曜日: 午前11時～午前0時
ただし、ドイツあるあるですが、オープン開始直後はスタッフも準備ができていないことが多いので、開始から15分～30分後経ってから行くのがいいと思います。
会場は、ライン川西側オーバーカッセラー橋とラインクニー橋の間の一帯で開催されています。
また、キルメス開催期間中は、近隣の路上駐車の規制が入り、居住者以外は侵入できなくなるエリアが発生します。主要道は普段通り使えますが、細道や一方通行の道などが対象になる可能性がありますので、公共交通機構での来場をおすすめします。
キルメス期間中のイベント
キルメスの開催期間中に、特定の日程で各種イベントが開催されます。
訪問日程に合わせて、チェックしてみてください。
ドローンショー 7/12, 7/18, 22時15分頃
AOドローンショーは、2025年7月12日（土）と7月18日（金）の22時15分頃に開催されます。ショーの最高の眺めは、ライン川遊園地、ライン川対岸、そしてライン川の橋からご覧いただけます。
ドローンショーは2025年からのイベントのようです。
7/12の様子がYoutubeに上がっています。
花火 7/18 22時30分頃
毎年キルメスの終盤で開催される花火。毎年大勢の人で賑わいます。オーバーカッセラー橋の上も人混みがすごくなりますので、スリなどに気をつけてください。
シュッツェン行列 7/13
3,000人以上の制服を着た射撃手やマーチングバンドが通りを練り歩きます。ドイツ最大級のパレードの一つです。
オススメ(?)絶叫アトラクション3選 + 番外編1選
ここからは、ジャーマン次郎オススメのアトラクションをいくつか紹介したいと思います。ただ、私は絶叫系は苦手なので、いずれも乗ることはできないのですが、各アトラクションの中から、”スゴそう”なものをセレクトしました。
お値段は比較的お高めなので、現金はある程度持っていったほうがいいです。
空中ブランコ Bayern Tower
デュッセルドルフのキルメスの中で、一際目を引くアトラクション。地上73メートルまで上がる回転式の空中ブランコです。
高所恐怖症の方は見ているだけで恐怖ですね。
プレデター Predator
横に回りながら、縦にも回り、土台も回る。回りに回りながら意味がわからなくなること間違いなし。
すんごい長いバイキング的なの
どう表現したらいいのかわからない。画像の上の所、人が座っています。反対側の先端にも人が座れるようになっています。画像で言う地上側です。一番の恐怖は、地上で人の乗り降りをしている間、反対側の人は、一番上で逆さまになって待たなきゃいけない所です。
番外編 ラクダレース
番外編として、ドイツ人がムキになってやっているゲーム、ラクダレースがあります。
客同士で争うゲーム。自分でボールを転がして、1,2,3の数字が書かれた穴にボールを狙います。1に入れば1マス、2に入れば2マス、3に入れば3マス進め、一番最初にゴールできた客が賞品ゲットです。大きい数字を狙うことと、いかに早くボールを転がすかが勝負の鍵です。
ドイツ人のおっちゃんが、奥さんに『もう一回やらせて！！』と懇願して再チャレンジしていたのを見たことがあります。面白いですね。みんなで固唾を飲んで結果を見守ります。
ドイツ人が勝負にムキになるのは性分かもしれません。普段真面目なドイツ人がはっちゃけている競馬の記事はコチラから。
オススメグルメ
一つだけ特にオススメしたいものがあります。
サーモンの燻製サンドイッチ
こちら、このようなイベントの際に見かけることがあります。直火で焼いております。風味が素晴らしく、ビールを一緒にいただくのが格別です。
まとめ
今回は、デュッセルドルフの夏の風物詩、移動式遊園地のキルメスについて紹介しました。人がかなり多いので、スリには注意してください。
また、お子様連れの方は、バルーンアートをしている怪しいおばあさん、おじいさんもいますので、注意してください。うっかり受け取ってしまうとチップを要求されて、結構怖いです。
楽しむ所と注意する所とバランスよくお過ごしください。
それではまた。
