こんにちは。ジャーマン次郎です。
皆さん、クリスマスシーズンですね。ドイツでは本物のモミの木をどこでも買えて、自宅で本物の木に飾り付けをすることが出来ます。それも結構手軽に!
本記事では、ドイツで本物のモミの木を購入する方法と、ツリーの設置方法、ツリーの撤去方法をまとめています。
ドイツの暗い冬を明るく乗り越えるために、楽しいクリスマスを過ごしていただければと思います。
クリスマスツリーの購入方法
販売場所
11月末から12月にかけて、ドイツ国内の至る所でモミの木の販売が始まります。具体的には以下のような所でモミの木を購入することが出来ます。
- IKEA
- OBIやBauhausなどのホームセンター
- 花屋や園芸店
- 農場
- 大きめの駐車場のある各種店舗 (大型スーパーマーケット、飲料店のTrinkgutで見たことがあります)
IKEAやOBIなどで購入すれば、そのまま店舗でオーナメントなどの飾り付けも購入できるので効率的かと。
農場等へ直接出向きたい場合は、”Weihnachtsbaumverkauf”と検索するとクリスマスツリーを売っている場所が探せると思います。
こんな感じで季節になると、モミの木屋さんが駐車場に登場します。

値段
大きさやもみの木の種類によって値段が変わります。一番人気は”Nordmanntanne”というコーカサスモミ。本物のモミの木です。
”Blaufichete”はコロラドトウヒというトウヒ属の植物ですが、こちらもクリスマスツリーとしてよく利用される植物。値段はちょっと安い。
私がIKEAでみた限りでは、Nordmanntanneが24.90~39.90ユーロで販売されていました。

ツリーに接ぎ木を出来るのか、リースのように飾り付けに使うのか、よくわかりませんが、枝だけでも販売していました。こちらは重量による量り売り。

購入方法

自分でじっくりと木を選びます。形が良いかどうか、枯れていないかどうか(特に切り口近辺)、土台にマッチするかどうか、車で運べるかどうか等を見て、係の人に「ダスビッテ!(これください)」を伝えるだけです。
既にネットで包まれてしまっているものは形を見ることが出来ないので、選別は難しいかも。包まれていないもので形を選んだほうがいいですね。
どこかの駐車場で設営されている場合は、駐車場の店舗とは関係ないので、ツリーの販売場所でそのままお支払いします。
こちらは小さいポットタイプ


木の設置方法
伐採されたタイプのツリー
ドイツには、こういったクリスマスツリーを固定する器具が売られています。いくつかサイズがあり、大きいものだと3mの高さまで対応しております。

真ん中にツリーを挿して、レバーを動かしてワイヤーでツリーを固定するだけ。操作はかなり簡単。

ポットタイプのツリー
こちらはただ置くだけ。
根本をクリスマスプレゼントの箱で囲って土台を隠せば、見栄えはかなり良くなりそうですね。

ツリーの処分方法
自宅で設置したクリスマスツリーの処分は、ごみ収集業者によって回収されていきます。注意していただきたいのは、ツリーのごみ出しの日程が決められているということです。
デュッセルドルフにお住まいの方はゴミ収集業者Awistaのホームページに、各地域のツリーの収集日が記載されていますので、収集日の前日に通りからよく見える位置に、また歩道をふさがないようにツリーを置いておきましょう。
Awistaのホームページ:https://www.awista-kommunal.de/weihnachtsbaum
1月の1週目から3週目にかけて随時回収されていきます。
その他の注意点として
・飾り付けは全て取り除いておく
・高さ制限がある場合がある。制限がある場合は、あらかじめ剪定が必要
があります。
その他のエリアの方は、地元のごみ収集業者のホームページを見ていただいて、日程の確認をお願いします。
また、こちらの記事も役に立つかもしれません。
クリスマスツリーの処分方法について、不適切に処分すると、最大500ユーロもの罰金が科せられる可能性があるとの情報も出てきておりますので、ゴミ出しの日程は必ず守るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本物のモミの木に飾り付けするなんて、日本ではなかなか出来ない経験ではないかと思いますので、お子様とご一緒に飾り付けするのもよし。お子様のいらっしゃらないご家庭でも、すごいおしゃれなツリーにしてみても良いのではないでしょうか?
クリスマスマーケットで色々なオーナメントが売っていたりもするので、そちらで探してみるのもいいかもしれません。
クリスマスマーケットの情報は別の記事でまとめていますので、あわせてどうぞ。
ではまた、次の記事で。
