こんにちは。ジャーマン次郎です。
今回はDiebelsのAltビールのレビュー記事です。
過去、Altビールの紹介記事ではデュッセルドルフのFüchschenを紹介しましたが、今回のDiebelsはデュッセルドルフの北西に位置しているIssumという都市で醸造されています。
Diebelsについて
Diebelsは、1878年にヨーゼフ・ディーベルス(Josef Diebels)によってドイツのニーダーライン地方のイッスムで設立されました。創業当初から、Diebelsは伝統的な醸造技術を重視し、特に上面発酵のビールを専門としています。1901年には、電力を使用した醸造所としても知られ、時代の先端を行く存在でした。1970年以降、Diebelsは「Altビール」に特化し、このスタイルで市場のリーダーとなりました。Altビールは、15〜20度の温度で発酵する上面発酵ビールであり、独特のホップの香りと軽やかな飲み口が特徴です。Diebelsのビールは、特にそのフルーティーで爽やかな味わいが評価されています。Diebelsは持続可能なエネルギーを用いた製造プロセスを導入し、環境への配慮も行っています。また、地域社会との関係を大切にし、地元の原材料を使用することにも力を入れています。そのため、Diebelsは単なるビールメーカーではなく、地域文化の一部としても認識されています。
Diebels醸造所
Diebelsの醸造所では、醸造所ツアーや体験会が開催されています。試飲、試食、醸造体験、様々なメニューが用意されています。予約が必須になる事と、16歳未満は入場もできないのでその点はご注意を。
醸造所ツアーの詳細とご予約は、公式HPにて:https://diebels.besucherzentrum.online
直営レストランはないみたいです。
Diebels Altのレビュー

・香りはひと嗅ぎ目は高めだが、ふた嗅ぎ目から遠くなる。若干のフルーティさ
・泡の出方はバランスいい感じ。キープ力は弱め
・色味はブラウン。透き通っている
・飲みごたえは薄めだけど、苦みはちゃんとある。
・後味はスッキリ感強い。スッと苦みが鼻から抜けてくる感じ
・全体的に重くないのと、後味すっきりで飲みやすい
・Altビールは背の低いグラスで飲むのが一般的ですので、このグラスは邪道かもしれない
公式HPの情報
濃い色の特別なモルトと上面発酵の醸造方法により、琥珀のような色とフレッシュで紛れもない味わいを与えられます。Diebels Alt はドイツ全土でアルトビールの代表的な存在となっています。Diebels Alt がドイツの無敗のAltビール市場のリーダーであるのは当然のことです。
栄養成分表示
熱量:41kcal/100ml
たんぱく質:0.47%/w
炭水化物:2.5%/w
脂質:0.0g
アルコール分:4.9% vol.
Diebels Alt
「Alt」という名前は伝統的な醸造プロセスを指します。技術的な冷却プロセスがなかった時代には、ドイツのほぼどこでも上面発酵酵母が使用されていました。 15〜20℃で麦芽糖をアルコールに変換し、より高い外気温でも醸造を可能にします。
アルトはさわやかな苦みとホップの風味があり、5 度から 8 度の温度で最もよく現れます。アルトビールは平均 11.5 パーセントの原麦汁を使用して醸造され、アルコール含有量は約 4.8 パーセントです。アルトビールは通常、円筒形の0.2リットルグラス「アルトビアカップ」または「アルトビアカップ」で提供されます。 Diebels Alt と一緒にアルコールを飲みたくない場合は、カロリーとアルコールを抑えた Alt である Diebels Alcohol-Free または Diebels Light を選択できます。
レビューまとめ

重さ:★★☆☆☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★★★☆
甘み:★★☆☆☆
香り:★★☆☆☆
オススメ度は4点/5点
まとめ
今回はDiebelsのAltビールをレビューいたしました。他のAltビールではFüchschenがありました。Diebelsとは少し違った味ですので、こちらもお試しください。
そろそろ缶ビールのレビューも溜まってきたので、まとめランキングを作ると思います。皆様乞うご期待を。
ではまた、次のビールで。
