こんにちは。ジャーマン次郎です。
今回はドイツのビールメーカーÜberQuellのビールを紹介します。
ÜberQuell (ウーバークエル) からは、エール、ヘレス、IPAなどの王道のボトルを始めとして、季節限定のフレーバーや生産数限定のボトルも存在しているようです。
オンラインでも販売されていないようなので、醸造所に直接行ってみないと在庫があるかわからないですね。
今回は、スーパーで手に入れられた、ペールエール、IPA、アルコールフリーの3本についてレビューしていきたいと思います。
ÜberQuellってどんなメーカー?
ÜberQuellは、ドイツ ハンブルグあるビール醸造所です。港の真正面に位置し、レストランも併設されています。
”ÜberQuell”はインスピレーションという意味です。アーティストやミュージシャンなどのクリエイティブな人々は、普段見落としがちな場所や隠された場所でインスピレーションを見つけ、異なる視点を得たり、既存概念を壊したりして新たなアイデアを創造しています。
ÜberQuellは、オープンさ、好奇心、ホスピタリティがますます重要だと考えている為、自社のビールを通じてこの精神を世界中に広めたいと願っているようです。
Uberquell 醸造所近辺の宿泊施設ÜberQuellから販売されいているビール3選
Palim Palim Pale Ale (ペールエール)
1本目はPalim Palim Pale Aleです。
ペールエール特有のやや甘いフルーティな香りを感じることが出来、味も甘い感じがやや強め。その一方で、苦味もしっかりとしており、ホップの味も感じられます。後味は、甘い味が強く残りますが、その中に苦味も残ります。鼻からの抜け感は少ないです。
苦味が割としっかりとしている為か、のど越しもいいです。ムール貝の白ワイン蒸し、アサリの酒蒸しなんかと合いそうです。
アルコール度数は5.3%
泡立ちは少なめで、黄金色。透き通りはなく、曇がかっている。濁りなし。
重さ:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★★☆☆
甘み:★★★★☆
香り:★★★☆☆
オススメ度は4.5点/5点
SupaDupa IPA
2本目はSupaDupa IPAです。
香りが強く、甘みがある一方で、苦味もしっかりとあり、なかなか複雑さを醸し出しています。後味はややスッキリ。ホップの感じはそこまで。ペールエールよりも香りが立っている印象です。
乾き物と合いそう。ガーリックトーストなどのパン系の食べ物、ジャンクなものならさきイカなんかがいいんじゃないかなぁ。
アルコール度数は6.0%
透き通った黄金色。濁りも曇りもなし。泡立ちは強くない。
重さ:★★★★☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★★☆☆
甘み:★★★★☆
香り:★★★★☆
オススメ度は5点/5点
PillePalle AlkoholFreis Ale (アルコールフリー)
3本目はAlkoholFreies Ale (アルコールフリー) です。
淡いフルーティさの香りがあり、飲み込んだ後にやや苦味を感じられる。全体的にさっぱり、スッキリとした飲みやすさ。味は麦の感じが強く、時折、香りや味の奥の方に麦茶を感じる時がある。エール感はあるけど、やや物足りない。
アルコール感ほぼなし。アルコール度数0.5%未満。
薄黄色で、泡立ち少なく、濁っている。
重さ:★☆☆☆☆
酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★☆☆
香り:★★☆☆☆
オススメ度は3点/5点
最後に
今回はÜberQuellのビール3本を紹介しましたが、それぞれ異なったスタイルで魅力的でした。王道のペールエール、重厚感のあるIPA、さっぱりとしたアルコールフリー。
今回の3本の中ではIPAが一番好きでしたが、ÜberQuellのホームページを見る限り、10種類以上のフレーバーはあるようで、今回飲み比べた感じからすると、そのどれも異なるスタイルであることが予想されます。機会があれば、注文してレビューとして上げたいと思います。
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